平成最後の夜は山口で。
今年の4月にNHK出版から 刊行された

『水運史から世界の水へ』

皇太子・徳仁親王殿下の著された書籍。
以前、やはり中世の交通史を学ばれていた殿下のご本の中に八葉車の乗車経験についてのくだりがあった。
八葉車とは、最高級の牛車で、木曽義仲が入京した折りにも乗ったらしい。
義仲は、後ろから乗って前から降りるという乗り方を知らずに、京の人々から笑われたよう。

さて、殿下は車輪のキーキーという音を聞きながら、往時の街並みに想いを馳せられたそう。
講演をまとめられた新刊にも、殿下の想像力が全編に感じとれる。

コミュニケーション力の原点は想像力

コミュニケーション力を必要としている我々の社会において、コミュニケーション力に長けた方が国民の象徴になられるということ。
殿下とお呼びすることも、後少し。

☆祝! 令和☆