☆医療従事者の皆さん、有難う☆

先日、関西地方の首長が訴えた防護服不足への取り組み。

雨ガッパを送って!

というパンチのあるものだった。
自粛の体に容赦なく打ち込まれるパンチ!

本日、ジャニーズ事務所がマスク50万枚、防護服3万5000枚を医療現場に届けることを発表した。

今日の一冊は、

『ワシントンハイツ~GHQが東京に刻んだ戦後~』秋尾沙戸子著 新潮文庫
washington_book

太平洋戦争で焦土となった東京に占領軍がやって来た。
明治神宮横にあるJR原宿駅、渋谷区役所、小田急参宮橋駅で囲まれた91万㎡の土地。
そこに作られた米軍住宅827戸。
それが占領軍家族の住むワシントンハイツだ。
プール、学校、映画館、スーパーマーケットなんでもあった。
白い塀、刈り取られた芝生の中で送る華やかで近代的な生活は、日本人にアメリカの経済力を見せつけた。

野球好きなの?

ワシントンハイツの中で野球の練習をする子ども達を見て、毎日ため息をついていた青井輝彦(あおい輝彦)氏に、一人の日系アメリカ人が声をかける。
この日系アメリカ人こそが、ジャニー・ヒロム・キタガワ氏である。
ワシントンハイツの住人であった彼は、日本の子どもを集めて、少年野球団を率いていた。
あおい氏は、ジャニーズ少年野球団に入るのだが、野球よりもミュージカルに魅せられ…。
同じ思いを抱く少年と4人で組んだユニットが、初代ジャニーズ。
1962年4月のことだった。
その後、ワシントンハイツは東京オリンピック前に日本に返還された。
広大な敷地は、オリンピック選手村、NHK放送センター、国立代々木競技場となる。

コンサート会場となった代々木第一体育館や、NHK放送センターは、ショービジネスとは切っても切り離せない場所。

☆Show must go on☆