今日は、『テムズとともに』復刊日。
早速、手に入れる。


若き日、今上陛下が留学先であるオックスフォード大学での日々を綴られたもの。

オックスフォード大学がわからないソコの君は、ハリー・ポッターシリーズのロケ地だと言えばわかって貰えるかも。
当時、天皇陛下になられる方が、長期留学等とんでもないという声もあったことは事実だ。
そういった声を退けて、渡英なさった。

2019年4月30日のひとりごとでは、やはり即位前の皇太子殿下(今上陛下)のご著書『水運史から世界の水へ』を紹介した。
今上陛下が牛車である八葉車(はちようのくるま)内で想像力を駆使される場面が好きだと記した。

『テムズとともに』は復刊に寄せた文章の中に、エリザベス女王の葬儀に参列なさった陛下のお気持ちに触れた所がある。

御葬儀が終わりに近づき、女王陛下の柩をお見送りする私たちの耳にGod Save the King の英国国歌が入ってきた。

留学中に聞き慣れた国歌ではない、新しい国歌を聞きながら陛下は感慨に浸られる。

装丁も素晴らしい一冊なので、GWに是非!