女子高生が【見るだけで元気が出る】というイッセイ・ミヤケデザインの服について今日も書きたい。

実は、故・スティーブ・ジョブズが常に着ていた黒いタートルネックもイッセイ・ミヤケデザインのもの。
1980年代、来日したジョブズがソニーの工場を見学して従業員のユニフォームに目を見張るわけ。
イッセイ・ミヤケデザインのユニフォームを工場労働者全員が着用していた!

ユニフォームの由来を尋ねたジョブズにソニーの担当者は、こう答えるのよ。

①戦後労働者は貧しかったので、服装を会社が調える必要があったこと。
②会社と社員の繋がりを意識させるには、ユニフォームが一番であること。

①だけだと、イッセイ・ミヤケのデザインでなくてもいいよね。
問題は、②。

☆神は細部に宿る☆

それに感銘を受けたジョブズは、アップル社の社員にもユニフォームを提案するんだけど、実現せずに…。

自ら、イッセイ・ミヤケにセーターをオーダーして同じデザイン・素材・色のものを着続けたそう。

ジョブズ自身は、服を選ぶ時間がもったいないから、同じデザインのものを着ていると語っていた。

『スティーブ・ジョブズ Ⅰ』 ウォルター・アイザックソン著 講談社刊

イッセイ・ミヤケがユニフォーム?

驚いている、そこのキミ!
80年代には、福岡ダイエーホークスのユニフォームも手がけていたのよ☆ミ
79年のスーパージャンボ導入記念にANAの客室乗務員のユニフォームも作ったことも。

ブランドISSEY MIYAKEデザイナーの三宅一生氏は2022年8月に亡くなった。
氏は小学校1年生の時に広島で被爆。
戦後、イサム・ノグチ氏がデザインした爆心地近くにある橋の欄干のデザインに感銘を受ける。

☆デザインが希望をもたらし社会を良くする☆

オリジナリティのあるデザインによって生活が上手く機能し、文化的精神的豊かさを生み出すということだ。

教育サービス業なんだよね、予備校講師は。

女子高生が元気になるなら

色彩の暴力と言われても、内田は今日もイッセイ・ミヤケを纏う。