明日から北九州予備校山口校&山口フェリックスでの夏期講習。
ひたすら、授業準備。
蝉の合唱も賑わいを増している。
今日の一冊は、北九州予備校文系現代文のテキストに入っている
書き出しの一文は、
小鳥の小父さんが死んだ時、遺体と遺品はそういう場合の決まりに則って手際よく処理された。
問題を解いた皆は、えっ…って感じだと思う。
最初の一文なので、ネタバレではないし、この一文があるから、その後の物語が切ないのだ。
独身で身寄りのない人がどうして小鳥の小父さんになるのか。
村上春樹の作品もそうなのだが、具体的な地名や人名が出てこないので、読者の想像力を自由に飛翔させる
のよ。
合格したら読んでみたい。