デスクワーク→猛虎のキャンプレポート→デスクワーク→読書の毎日を送っている。

☆カモメは飛びながら歌を覚え、人生は遊びながら年老いていく☆

これは寺山修司の詩の一節。
NHKで放映された逆転人生『雑賀正光さんの「じり貧競馬場 執念の復活劇」』
赤字経営で廃止に追い込まれた公営地方競馬場が、黒字に転換した逆転劇。
放映後は、高知競馬場平日の1日の売り上げが連日12億となったという。
内田も再放送で視聴した。

かつてはサラブレッド最果ての地と言われた高知競馬。
以前にも書いたが年間7000頭生産されるサラブレッドのうち、殺処分されない馬は僅か。

経済動物として、自身の生に向けて走るのが宿命とされるサラブレッド

調教師である雑賀正光さんは、だからこそ故障なく馬の能力を引き出すことを支えたという話。

企業努力も紹介。
番組ではあまり取り上げられていないのだが、高知競馬のゲートビジョンは使用料1万円。
例えば

内田総合研究所員頑張れ!

という文字や画像でゲートを飾り、別にメッセージを伝える場も設けられている。

実は、高知競馬に関心を持ったのは、この番組がきっかけじゃないのね。
ルミナスウォリアー(輝く戦士)という10歳の馬がいる。
102511

社台グループ・ノーザンファームで生まれ、馬主はサンデーレーシング。
エリートだ。
重賞競争である17年函館記念に勝ち、獲得賞金は1億6千万。
まだ、40戦しかしていない。
そのルミナスウォリアーは昨年サラブレッドオークションに出されて高知競馬へ。
連勝して中央競馬に復帰。
連敗で再度サラブレッドオークションへ。
本日、高知競馬再転入初戦。
高知競馬は、連闘が基本なので10歳でどのくらい走らされるのか・・・
内田は、この落魄の戦士から目が離せないのだ。