昨日は、歯科に寄ってからena看護御茶ノ水校へ。
今日の一冊は

『1リットルの涙』木藤亜也著 幻冬舎文庫

テレビドラマ化された一冊。
脊髄小脳変性症が15歳の少女亜也さんの青春を奪う。
この病気は、神経細胞グループのうち反射的に体のバランスをとり、滑らかな運動をするのに必要な小脳・脳幹・脊髄の神経細胞が変化し、ついには消えてしまうものである。
ふらつきが徐々に進み、ついには歩くことも言葉も発することも出来なくなる。
こうして、進学校から養護学校へ転校。
治療とリハビリテーションは藤田保健衛生大学病院で行われた。
1988年25歳10ヶ月で、亜也さんは他界する。
未だに治療法は見つからない難病である。

ドラマで主人公を演じたのは、沢尻エリカ。
母・薬師丸ひろ子、父・陣内孝則。
主人公を見守る同級生に錦戸亮。
主人公が憧れる部活動の先輩に松山ケンイチ。

医療従事者が個々の立場に立って、患者、家族を支えて、社会復帰を目指して力を出し合っている

読み取って欲しい。