福島県相双地方で行われている相馬野馬追🐎

400頭近くの騎馬の8割以上が元・競走馬である。

来週の今日は日本ダービーだが、2022年生まれのサラブレッドは7950頭。
ダービー馬は生涯大切に育てられるであろうが、それ以外は競走馬から繁殖馬にならない限り、用途変更で行方不明になる馬も多い。
元・競走馬の行き先を作ってくれるのも、こういった伝統行事だ🙌

相双地方は、この祭りのために数多くの馬を飼育してきた🐴
福島第一原発事故による影響を受けたところで、
その当時当該地区で飼育されていた馬は被災馬と呼ばれ、北海道へ渡ったものもいる。

ena歯学・薬学・看護の前回模擬試験でも扱ったのだが、

伝統行事と動物愛護

の問題が声高に叫ばれている。
模擬試験では、三重県で行われている上げ馬神事を例にとった。
上げ馬神事が動物虐待に繋がるのではないかというバッシングを受けて、存続を危ぶまれたというもの。
祭りの持つ意味や動物と人間の関係を考えてみたい‼️

今日の一冊は

『快楽としての動物保護』
信岡朝子著 講談社選書メチエ